- 紙に書くとネガティブ感情解消に効果的な理由(前回のおさらい)
- ステップ①:ネガティブな思考や感情を思いつくままに書く
- ステップ②:ステップ①で書いた文章を読み返す
- ステップ③:他人や物事の良い所を探して紙に書く
- 今日のまとめ
紙に書くとネガティブ感情解消に効果的な理由(前回のおさらい)
前回の記事で紙に書くことがネガティブ感情を解消するのに効果がある理由を紹介しました。
ざっくり理由を書くと、以下の通りです。
①自分の考えや気持ちを紙に書く事で、脳への負担が減り、ネガティブ感情が解消しやすくなる。
②紙に書いて気持ちを言葉にすることで、自分の気持ちを客観的に見ることができる。
③紙に書いて記録に残すことで、今後同じような経験をしたときに見返せて、学習することができる。
④紙に書く方がスマホ・PCに書くより思考の整理がしやすい。
前回の記事はこちら⇩
今回は紙に書いてネガティブ感情を解消する方法について紹介します。
ステップ①:ネガティブな思考や感情を思いつくままに書く
まずは今湧きあがる思考や気持ちを思いつくままに紙に書きます。
夜寝る前に、今日一日の間でネガティブになった出来事を思い出しながら書くのも良いです。
きれいに書かなくても良いです。
殴り書きでも構いません。
言葉が荒くなっても構いません。
とにかく気持ちが落ち着くまでひたすら紙に書き続けます。
例えば今の仕事を辞めたいと思ってる場合
「今の上司と一緒に仕事したくない」
「今の仕事内容が嫌だ」
「仕事のこと考えると憂鬱」
「とにかく休みたい」
などなど、思いつくままに書いていきます。
気持ちが落ち着いたら、次のステップに進みます。
ステップ②:ステップ①で書いた文章を読み返す
ステップ①で自分の思考や感情を気が済むままに書いたら、自分が書いた文章を読み返します。
読み返していくと、今日一日自分が何を考え、どう感じたのかが分かってきます。
そして、ネガティブになった自分自身を受け入れます。
ステップ①の場合でいうと、
「上司と一緒に仕事したくないんだね」
「今の仕事が嫌なんだね」
「仕事の事考えると憂鬱になるんだね」
「とにかく休みたいんだね」
このような感じでステップ①で湧き上がったネガティブ思考や感情をひたすら受け入れます。
このとき、涙が出たり、イライラすることもあるかもしれません。
そんなときは涙を流せるまで流したり、思う存分イライラして、感情を吐き出してください。
※ただし、人に八つ当たりしたりなど、人に迷惑をかけない範囲で感情を吐き出してください。
ステップ③:他人や物事の良い所を探して紙に書く
ステップ②で自分の思考や感情を理解し、受け入れたら、自分が気分良くなる考えを探し、それを紙に書き出します。
しかし、自分が気分良くなる考えが何なのか、なかなか思い浮かばないかもしれません。
このときオススメなのが、他人や物事の良い所を探すことです。
例えば、職場の上司と仕事するのが嫌でネガティブになってるとします。
このとき、上司の良い所を探すのです。
「あの上司は一言多いけど、仕事はできる人だな」
「あの上司は一言多いけど、ちゃんと仕事割り振ってくれてるな」
「あの上司は一言多いけど、たまに食事ご馳走してくれるな」
上司の良い所がどうしても浮かばないときは、今の仕事の良い所を探すのも良いし、それ以外の理由を探すのも良いです。
「あの上司は嫌だけど、ずっと一緒にいる訳じゃない」
「あの上司は嫌だけど、異動とかでいなくなるかもしれない」
「あの上司は嫌だけど、給料もらえてる」
「あの上司は嫌だけど、今の仕事は楽しい」
こうやって他人や物事の良い所を思い浮かべて、気分良くなればオッケーです。
今回は紙に書いてネガティブ感情をリセットする方法を紹介しました。
今日のまとめ
①ネガティブ思考や感情を、思いつくままに気がすむままに紙に書く
②①で書いた文章を読み返して、今の自分を受け入れる
③他人や物事の良いところを思い浮かべて紙に書き出す