前回の話の続きです。
どうして相手に期待してしまうのか?
前回のコーヒーの話で考えてみた。
相手のコーヒーをこぼすと、相手が嫌な思いをする。
なぜなら、飲みたかったコーヒーがこぼされたことで飲めなくなり、ショックを受けるから。
さらに、相手の洋服にコーヒーがついてしまうと、相手は尚更嫌な気分になる。
相手に迷惑をかけたのだから、迷惑かけた自分が悪い。
なので、相手のコーヒーをこぼしたら、私なら謝るし、今までもそうしてきたつもりだ。
だから、母もそうして欲しいと思っていたし、それが当然だと思ってた。
他人のコーヒーこぼすのは良くない。
だから、謝るのが正しい。
もし自分がコーヒーこぼしたら謝るのだから、相手もそうしてほしいと期待していたのだ。
でもそれは、私の価値観を相手に押し付けているんだなあと、ふと思った。
物事に対して正しい間違ってると思うのは自由。
だけど、そのことに対して相手に同意を求めるのは、時として相手に強制させてしまうことになる。
他人の価値観はそれぞれだし、何が正しくて何が正しくないかは人によって違う。
自分の中の価値観は環境や経験などで日々変わっていく。
人それぞれが持っている価値観を否定する必要はない。
みんな違って、みんな良いんだ。
今日は相手に期待するのはなぜか?を自分なりの解釈で書きました。
次回はこのことを踏まえ、相手の考えを変えることについて書きます。